かものはいろ報告日記

主にクローン病と写真と徳島ヴォルティスについて書きます

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J1 第12節 サガン鳥栖戦 雑感

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前節柏レイソル戦の大敗から多くの課題が見えた徳島ヴォルティス
ミッドウィークにルヴァンカップを挟み中2日で迎えたサガン鳥栖とのアウェイマッチを振り返る。

 

 

J1第12節サガン鳥栖

結果

サガン鳥栖 2-0 徳島ヴォルティス

55' 山下敬大
75' 仙頭啓矢

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前半

徳島は攻撃時、CB+田向が最終ライン、右サイドの小西が降りて中盤3枚、バトッキオと宮代が縦関係で31411のような形を基本形としてビルドアップする。

鳥栖は3142でセットし、2CF+RIHの樋口が3枚でプレスをかけ、逆サイドに運ばれるとLWBの小屋松が前に出てくる形を守備の形としていた。

前節の柏戦から修正が見られたのは、2ボランチが相手の2ボランチに捕まる対策として、小西か岩尾のどちらかが福岡の岸本の間のスペースに入って受ける形でビルドアップしていた点である。
これにより鳥栖LWB小屋松をプレス時、前に出るか迷わせることができた。

これに対し鳥栖の金明輝監督はLIHの仙頭をプレスに行かせることに変更し対応。
この変更により鳥栖の中央の守備はアンカーの松岡のみとなり、徳島はそのスペースを利用して前進したいところ...だったのだが。
トップ下に入ったバトッキオが上手くボールを受けられず、思ったように前進できず、試合は膠着状態が続く結果に。

 

後半

後半早い時間に先制点を許す。
岩尾が小西に縦パスを入れられたところを囲まれカットされる。
そのままショートカウンターで山下に決められ失点。
まず縦パスに多少無理があったこと。
福岡の守備が中央を空ける形になってしまったこと。
ディフレクションがあったので上福元が止めるのは厳しかったとはいえビルドアップの選択とカウンター守備で2箇所防げるチャンスがあった失点だった。

連敗中ということもあってか、失点後はチームとしてかなり焦りが見える試合内容となってしまった。
特にここ数試合失点関与が続いている福岡はパスミスが増えるなど明らかに余裕がなくなってしまった。
一度スタメンから外してみるのも手ではないだろうか。

ビルドアップも失点後は前半出来ていたことが全くできなくなった。
前半は丁寧に右サイドで数的優位を作り相手を剥がす作業が出来ていたのに失点後は焦って前線に速いボールやロングパスを蹴って結局囲まれて奪われるシーンが多くなった。
ボランチの運動量が減少し、ポジション移動が遅れたりできなくなったことも要因の一つだろう。

 

雑感

この試合は2度バトッキオのハイプレスからチャンスが生まれたシーンがあった。
バトッキオはまだコンディションが100%ではないのだとは思うが、現状に限って見れば90分間プレスにハードワーク出来るようには見えないし、間で受けてターンして前を向くタイプでもないように見える。
降りてきてビルドアップを助けたり、配給することは出来るが、やはり適正はボランチかIHのように感じる。
ハイプレスからよりチャンスを増やすならトップ下のチョイスは今日のメンバーなら渡井か宮代、杉森にしたほうが良かったのではないかと思う。ただポヤトスの戦術では岩尾の相方は守備時前に出てアンカーにパスが入ったところを刈り取る仕事をする必要があるので、それがバトッキオに適役かと言われると微妙なところ。
ポヤトス監督は徳島に来る前からバトッキオのことは知っていたとのことだが彼にどういう役割を期待して連れてきたのかは未だ図りかねるところである。
ただ、バトッキオのトップ下での使用感を知ることが出来たという意味では観戦者としては収穫のある試合だった。

 

次節へ向けて

次節は1週間後ホームで北海道コンサドーレ札幌との試合となる。

次の試合は中3日でルヴァンカップ大分トリニータ戦。グループステージ突破のためには絶対勝利が欲しいところ。

 

これでポヤトス監督合流後リーグ戦3連敗となってしまったが、
試合を重ねるごとに変化は確実に見られている。
これからさらにチューニングを合わせて最適化されていくのだろうとは思うが
残留を見据えると時間がないのも事実。
出来るだけ早くリーグ初勝利を挙げ、
ひと息入れて余裕を持ちたいところである。