かものはいろ報告日記

主にクローン病と写真と徳島ヴォルティスについて書きます

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J1 第9節 浦和レッズ戦 雑感

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J1 第9節 浦和レッズ

ここまで3連勝中の徳島ヴォルティス
11連戦の真っ只中、中3日で迎えた浦和レッズとのアウェイゲーム。
昨年まで徳島を指揮したリカルド・ロドリゲス監督率いる浦和との注目の一戦を振り返る。

 

 

結果

浦和レッズ 1-0 徳島ヴォルティス

60' 関根貴大

 

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徳島の前節からの変更点は、
岩尾をベンチ、田向と石井がメンバー外。
ジョエル、鈴木大誠がスタメン、安部がベンチに入った。

 

 

 

前半

開始早々、浦和にアクシデント。武田がジエゴとの交錯で負傷し杉本と交代。
これにより433から442のような形になったと思われる。

 

前半は徳島が支配する展開。
徳島は徳真とジョエルがダブルボランチの効果で中盤の守備強度と回収力が高く、プレッシングからの回収が上手く機能した。

 

そのジョエルから2度良いシーンが生まれる。

1つ目は徳真とのワンツーで前進しダイレクトで数個パスが繋がったシーン。
引いてブロックを作った相手に対しパス&ランでマークを剥がし混乱させる動きは非常に有効なプレーだった。

2つ目は相手のビルドアップを奪い垣田へパス、最終的に宮代のシュートまで行ったシーン。
相手が認識出来ていない位置から出てきて奪取するジョエルらしい素晴らしいプレーから決定的な場面を作った。

チャンスを何度か作るものの決めきることが出来ず前半はスコアレス。

 

 

 

後半

徳島は大誠と垣田を交代し、岩尾と河田を投入する。
これによりジョエルがCBとなった。

後半は浦和のプレス強度が増したことと徳島の運動量が落ちたことで浦和の時間も増え始める。

失点はCKからだったが、身長の高い2人を下げてクロスボールの対応は難しさが増したところでの失点。

前半ほど良いシーンを作ることができずに試合終了となった。

 

 

 

雑感

この試合失点はCKからの1点のみであり、目を向けるべきは失点ではなく得点を取れなかったという点だろう。
特に前半は一方的に攻め込みながらも得点を奪いきることができなかった。
途中から出てきた杉森や浜下も最低限の仕事はこなしてくれるが、数字を取る部分で何かをもたらすことは出来ていない。
もうすぐバトッキオも合流するが、簡単にポジションを奪われないようなプレーを期待したいところ。
決められる時に決められないとセットプレーやゴラッソ一撃で負けるというのはJ2時代から何度も経験したパターンで、リカルド率いるチームにそれをやられてしまったというのはなんとも皮肉なものである。

 

ジョエルのCB起用は2試合連続となったが、これについては疑問が残るところである。
前節はアクシデントもありCBがいないなかで緊急的な形だったが、今日はベンチに安部もいたなかでのこの采配。(そもそも大誠を交代したのがアクシデントなのか分からないところ、この試合は悪くなかったはず)
ジョエルが奪取力の高い選手であることは分かるが、ジョエルの良さはカバー範囲の広さとタイミングよく持ち場を離れて相手を潰し切るところだと思っている。
それを思うとユース時代やキャンプでCBをやっていたとはいえジョエルの良さを活かしきれるポジションではない。
この試合でも何度かCBなのにサイドの高い位置にいたりしたが、それで結局ボランチがカバーに入るのなら非効率過ぎるわけで。
高さもなくなり、運動量が落ちてポゼッション率が下がる事が予想される後半に打つ手として正しかったとは思えない部分であった。

 

河田の良さは強引にでもゴールへ向かうプレーである。押し込める展開の中での起用はスパイスとして大きな効果となり、それで何度もチームを救ってきた。
ただ垣田ほどパワーでキープしたり、落ちて受ける上手さは期待できない。プレッシングも頑張って走ってくれるが掛け方が上手いかと言われると微妙なところ。
前節仙台戦も後半押し込まれる時間帯が増えたが、この試合のようにリードされた上で相手に上手く持たれる展開になると良さを出せないのでなかなか難しい。
かといってワディや佐藤よりは出来るので現状動かしようがないのも難しい。

 

余談

実況の桑原さんが河田のことを垣田って何回も言い間違ってたけど、今季何回も徳島の試合担当されてて、しかも桑原さんレベルの人が無意識に間違えるのだから、速いスピードで展開される試合を追いながらいろんな情報を整理しつつ、それを言葉にして口に出すってとんでもない技術なんだろうなと。生中継の実況はおそらく家でリラックスして見てる人には到底分からない世界なのだろう。

スポーツの実況もスポーツみたいなところがあって、それは審判なんかも同じ。

完璧は不可能だけどそれを追い求めていくのがスポーツの面白さであって、完璧じゃないことを楽しめないのは苦しい。

そんな間違いくらいでSNSでキレるような人にはなりたくないですな。
想像力だって今朝のプリキュアでも言ってたぞ!

 

 

 

次節に向けて

次節はセレッソ大阪戦、中2日で連続アウェイゲームとなる。

疲労が濃いなかで苦しい試合となることは間違いないが、開幕前の練習試合で負けた相手にリベンジしたいところである。

 

ポヤトス監督の隔離期間はセレッソ戦当日に明けると予想されるが、果たして指揮はどうなるのだろうか、ここにも注目。