かものはいろ報告日記

主にクローン病と写真と徳島ヴォルティスについて書きます

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ルヴァンカップ 第4節 FC東京戦 雑感

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大敗の柏レイソル戦から中3日、カップ戦2連勝を目指したホームでのFC東京戦を振り返る。

 

ルヴァンカップ 第4節 FC東京

結果

徳島ヴォルティス 1-1 FC東京

12' 浜下瑛
47' ブルーノ ウヴィニ

 

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前半

守備時442でセットするFC東京に対し、攻撃時433の徳島。
FC東京のプレスに対しボランチどちらかがアンカーの位置に立ち、
もう一人のボランチと渡井がIHとなりビルドアップを行う。
一度渡井がアンカーまで降りてくる場面も見られた。
相手がアンカーを消してきたら田向が低めに立ち、3142のような形となる。

前半最も目立ったのは小西のロングフィードと西谷の動き出しだろう。
主に右のハーフレーンにいることが多かった小西が前を向いてボールを持った瞬間、
西谷はほぼ100%大外から相手RSBとRCBの間の裏スペースへ走り出していた。
直接西谷に通る場面もあれば空いたスペースを他の選手が利用するシーンもあった。
先制点もまさにこの2人の連動性から生まれた。
この2人のコンビネーションは強力な個人戦術となっており、
西谷がスペースを使い、作ることによって周りの選手が連度するスイッチとなっている。

 

後半

開始早々CKから失点。
キックの質と元セレソンであるウヴィニの高さ、
マークについていたのがドゥシャンということもあり、
徳島のリソースで防げる失点ではなかっただろうと思う。

FC東京は守備時451に変更。2ボランチをIH2枚で捕まえる形にしてマークをはめにくる。

一方徳島は、徳真とジョエルを交代してからは中盤が逆三角形ではなくなり、
小西が底に居て、ジョエルは常に左のハーフレーン、
渡井はFWの近くで中央に居るという左右非対称になる。

それを受けてFC東京アダイウトン投入後442に戻し、その後343へと配置を変える。

小西を消しに来た東京に押し込まれる場面もあったが、相手を見ながら空いたスペースを活用し上手く縦パスを入れることで終盤はほとんど押し込むことが出来た。
チャンスシーンも何度か作ることが出来たが、あとは個人の質ということになるだろう。

 

雑感

5失点の後のゲームでどのように戦うか注目されたが、
相手のやり方が違うにせよ、プレスやビルドアップなど相手を見ながら全員が連動して
高いインテンシティでプレー出来ており、
勝てなかったが非常にいい試合を見せてくれた。

ドゥシャンは失点シーンこそやられてしまったが、
インターセプトカバーリングなどこの試合でもノーミスで安定感があり
ボール保持も安定しており縦パスも狙える。
個人的な評価では今のところCBで一番だと思っているので是非リーグ戦でも使って欲しい。

前試合でメンバー外だった渡井は、間で受けたり、落ちてきてビルドアップを助けるポジショニングなどでは高い質を見せてくれたが、
ドリブルを潰されるシーンが多くJ1の質には依然苦労している印象。
GKのパスミスからビッグチャンスもあったがトラップミスで決定機を逃すなど、
絶対的な存在となるにはまだまだ足りない部分を埋めていく必要があるだろう。

そしてデビュー戦となったカカ
押し込む時間が続くなかでの投入となったため
守備であまり多くのシーンは見ることが出来なかったが、
裏抜けへ通したロブパスが1本あったり、決定機に繋がる渡井への縦パスがあったり、
パスカットされる場面もあったが
攻撃に意欲的なプレーが多く見られ今後が楽しみである。

インテンシティ高く緊張感のある試合となったため
初ベンチ入りとなった西野太陽の出番はなかったのが残念だが、
それは今後の楽しみにとっておくことにしよう。

 

次節へ向けて

ルヴァンカップ次節は1週間後のアウェイ大分トリニータ戦。
勝ち点4で3チームが並んでいる現状、この試合で勝てば予選突破も見えてくる。
戦力も底上げされ、誰が出てもそれなりに戦えるチームとなりつつあるので、
いい競争のなかで勝利を目指したい。

次の試合は中2日でJ1サガン鳥栖戦。
今日の試合でアピールに成功した選手も間違いなくいるので、
メンバー選考含め調子の良い鳥栖にどこまでやれるのか楽しみである。