前回の入院と同じように5日ほどでイレウスは解消され、痛みもなくなりました。
クローン病と確定するには小腸を見る必要があり、方法は小腸内視鏡検査やカプセル内視鏡検査などがある。
腸が閉塞を起こしていることもありカプセルを飲み込んで行う検査は不可能とのことで小腸内視鏡検査をすることに。
ダブルバルーン内視鏡というカメラで小腸を拡張しながら診ていくとのことで、カメラは口から入れるパターンと肛門から入れるパターンがあり、今回はレントゲンの結果、狭窄部分が大腸に近いということで肛門から入れることに。
検査当日
大腸内視鏡検査の時と同じように腸管洗浄剤を朝から飲む。
前回は「モビプレップ」という薬だったが、今回は「ニフレック」という薬で、2Lを2時間かけて飲む。
味はモビプレップが甘ったるかったのに対し、ニフレックは薄いスポーツドリンクのような味。そう書くと飲めそうだが激マズである。
モビプレップは3杯目からキツくなってきたが、今回は2杯目からもうキツい。しかも2Lと量も多いから絶望的。
最初の1時間はなんとかペース通りに飲めていたが、結局全部飲み終わるまでに3時間半かかった。
下痢は7,8回出たところでピタッと止まり、便も透明にならなず検査時間に。
なので浣腸で最後に1回強制的に便を出し検査へ。
人生初浣腸だったんですけど、ベッドに横になり肛門に注射入れられるのはなかなか惨めですね…。
こみっくがーるずのかおす先生なら「美人看護師に浣腸していただけるなんて…ぐへへ…」となっているところだと思うのですが自分はあまりその気はないので惨めさが勝ちましたが、かおす先生魂を借りてなんとか乗り切りました。
大腸内視鏡の経験値から腸管洗浄を乗り切ったらもうあとは楽だぞ!と意気揚々と検査室に乗り込んだのですが、そう甘くはありませんでした。
まず医療ドラマとかでよく見る📉←0になるとピーってなってご臨終ですって言われるやつを人生で初めて取り付けられ少しテンションが上がったのも束の間。
麻酔を点滴から入れて検査スタート。
本来なら麻酔で意識がなくなるはずがあまり効かず、カメラで小腸が引っ張られたり押されたりで激痛。
麻酔を追加するも意識が切れたり戻ったりしてかなりしんどい。
やっと完全に意識が落ちて、気がつけば検査終了。
起きたら体調が激悪で、貧血なのかフラフラして吐き気がすごい。(鏡見てないけど恐らく顔面蒼白)
車椅子で病室に戻るのも吐き気でかなりつらい。
ベッドにたどり着いた後、体温と血圧を計ったら、体温34.1℃と見たことない数字ががが。
少しして計り直したら平熱くらいには戻っていたけど体のしんどさでダウン。
先生と看護師さんが検査について何か言ってたけど正直内容全く覚えてない(後日改めて聞かされたけど)。
麻酔がちゃんと効けばもっと楽だったと思うのだけど、こればかりはどうしようもないので。
これで内視鏡検査を網羅しました!
個人的に辛さランキングは
小腸>胃>大腸
ですね。
小腸は麻酔の影響もあるけど言わずもがな。大腸より胃なのはオェってなるのがしんどかったので。
腸管洗浄剤は
ニフレックよりモビプレップの方がよかったですね。
まあ正直どっちもどっちですけどね!