後日、小腸内視鏡検査の結果について詳しい説明がありました。
ダブルバルーン内視鏡では小腸が狭くなった部分があればバルーンを使って広げる処置をするのですが、今回それは行われず。
理由は狭窄がけっこう長く、無理に広げようとすると穿孔(せんこう:腸に穴が開くこと)を引き起こす恐れがあるため。
結果としてはまずクローン病で間違いないとのこと。(ここで確定診断)
今後の治療方針としては、まず薬を使って狭窄が緩和するか様子を見るとのこと。
今まで飲んでいた薬はネオキシウム(胃薬)以外は継続、追加で「エレンタール」という経腸栄養剤と、「ゼンタコート」という副作用軽めのステロイド薬(カプセル)を飲むことに。
エレンタールについては改めて書きます。
数日後、入院してから1週間半ほどの絶食も終わり、食事もスタート。
病院食についても改めて書きたい。
ここでもう一つ薬が追加される
「ヒュミラ」という抗TNF-α抗体の生物学的製剤(詳しくは調べて!)。
これは皮下注射で、2週間に1回。退院してからも自宅で、自分でお腹に注射します。
痛みは採血のほうが痛いくらいなので全然大丈夫。
病気とは関係ない話をひとつすると、僕は徳島ヴォルティスというJリーグクラブが好きなんですが、病気が発症したこの時期ちょうどシーズンは佳境で、チームはJ1への昇格争い真っ只中でした。
病室でDAZNで毎週試合を見てたのですが、勝てば昇格が決まる試合、NHKで中継があると。
2度目の入院はテレビカードがいらない見放題の部屋だったのでこれはラッキー!と思い楽しみにしてたのす。
が、まさか、このタイミングでの設備点検。
停電でテレビ見られず。
結局いつものようにスマホの小さい画面で試合を見ることに(おまけに昇格も決まらず)。
とまあ散々な師走となり、結局クラブは優勝するんですけど、昇格も優勝も入院中に決まるという予想だにしないシーズンとなりましたとさ。
話を戻して、、
血液検査とレントゲンで様子を見ながら、特にイレウス再発の兆候もなく、2週間半ほどの入院生活が終了。退院日はクリスマスでした。
1ヵ月後に病院へ行くまで薬で症状が緩和するか様子見です。