点滴
手術の日程が大まかに決まったところで内科の担当医から報告
体の状態的には退院しても大丈夫だけど、手術までにイレウスが再発すると困るので、手術まで入院で絶食と点滴を継続。コロナの影響で外出外泊も出来ないと。
それに加え現在の点滴だけでは栄養が足りないので、より栄養価の高い点滴に変更するとのこと。
栄養価の高い点滴は現在の末梢血管からの点滴では詰まってしまい無理なので、カテーテルを体内に入れるタイプの点滴に変更するらしい。
後日カテーテル挿入
末梢静脈での点滴は看護師さんがやってくれるのに対し、中心静脈での点滴は医師が行います。
処置室へ移動し、エコーを使ったりけっこう大がかり。
針を入れる右腕の二の腕に麻酔をし、エコーで見ながら入れる血管を探す。
針を入れ、そこから心臓近くの太い血管までエコーで確認しながら進めていく。
今回は完璧に麻酔が効いてほぼ無痛で、入れられてる側は気楽なもんでしたけど、先生はカテーテルが間違った方へ進まないかとか、血管を破いたり心臓の近くまで入れるということもあり慎重に行っててかなり神経使いそう。
無事カテーテルの挿入が終わると、挿入部分を糸で縫って終わり。
今までの点滴と違う点は、点滴袋と体の間に機械を取り付けて輸液が流れる時間をコントロールしていること。
たまにエラーで警告音が鳴る。たまに深夜にこれで起こされるのがつらい。
点滴にも色々あるんですね。
ここまでの入院でいろんな種類の点滴を処方されてて、全5種類ありました。
・末梢静脈栄養
①「ビーフリード」
一番多く流してた透明の輸液。恐らく一般的にイメージする点滴がこれで、最もポピュラーなものだと思う。
②「アドナ注」
1回だけ小腸内視鏡検査の前に流した黄色い点滴。止血剤が入ってるから黄色いらしい。
③「イントラリポス」
大豆油でできていて白色。糖質・電解質・アミノ酸などの補給。カテーテル挿入後最初の1回のみ流した輸液。
・中心静脈栄養
③「エルネオパ」
ビーフリードより高カロリー。これを流すためのカテーテルです。色は薄黄色で、ビタミンを守るため黄色いフィルムがかけられている。
水分、電解質、カロリー、アミノ酸、ビタミン、亜鉛、鉄、銅、マンガン及びヨウ素の補給
・抗生物質
④「大塚生食中」
水と電解質、細胞外液を増やすらしい。
1回30分を1日に1回か2回。
手術日が先になったことで中心静脈栄養となり、過去最長の点滴期間となりそうです(というか既になってる)。