病院のベッド
病院の入院患者が使っているベッドは電動介護ベッドと呼ばれるものです。
電動で頭や足、ベッドの高さが上がる装置がついていて、リモコンで操作が出来たり、車輪がついているので移動することが可能です。
自分が入院した2つの病院では、どちらも2種類のメーカー製の電動介護ベッドが使われており、この2つがメジャーと言えるのではないでしょうか。
その2つのメーカーというのが「フランスベッド」と「パラマウントベッド」です。
この2社製のベッドについてみていきたいと思います。
フランスベッド
フランスベッドは日本創業で、1960年頃から折り畳み式ベッドの製造を始めたそうです。
フランスベッドという名前は、
ベッドという西欧の寝具に華やかな西欧文化の象徴としてフランスベッドと名付けたとのこと。
ナポリタンが日本生まれであるとか、フランスパンは日本固有の呼称であるとか、そういう感じのネーミングですね!
パラマウントベッド
こちらも日本創造の会社。
1955年頃から日本で初めて電動ベッドを製品化した企業です。
当時の電動ベッドのほとんどはアメリカ軍の中古品で、日本国内では使いづらかったそうです。
そこで日本人の体格や日本の医療システムに合わせた電動ベッドを開発、販売したのがパラマウントベッドだそう。
パラマウント(Paramount)は「最高の」などの意味があります。
使用感
自分は一つ目の病院はフランスベッド、今の病院はパラマウントベッドでした。
システムや操作面に関して、正直あまり差は感じず、大差はないと思いました。
マットの寝やすさという点では、パラマウントベッドのほうが寝やすいと感じました。
まあ好みではあると思いますが、フランスベッドの方が固めかなという印象です。
これに関してはベッドの劣化度や製品によるところもあると思うので一概には言えませんが。
まとめ
ほとんど内容のない記事になったような気もしますが、病院で使われているベッドは主にこの2社製であるということを知れただけでもよかったのではないでしょうか。