前節金沢に勝利し、今季2度目の2連勝となった徳島ヴォルティス
今節はアウェイでロアッソ熊本と対戦する。
前節↓
前回の熊本戦↓
結果
17' 浜下瑛
69' 高橋利樹
前半
招集メンバーは前節から2人変更で、田向と西谷が外れ、藤尾とエウシーニョが入った。
スタメンは5人変更で、一美,杉森,玄,田向,内田が外れ、藤尾,児玉,櫻井,川上エド,石尾が選ばれた。
浜下が左WGで児玉が右WG、新井が左SBで川上エドが右SB
徳島保持時433で、熊本は徳島の最終ライン4枚を前線3枚で、アンカーをトップ下が見る形
徳島のWGをWBが見て、インテリオールにはCBが出て対応
このように熊本は前に人数をかけて奪いに来るため、徳島はビルドアップにあまり余裕がない状況となる。
対応策として1vs1になる藤尾のところに蹴りデュエルで勝負するか、CBが付いてこられない位置までインテリオールが落ちて受ける。
右サイドは川上エドが高い位置を取り児玉が絞っていることが多く、数的優位が出来るならここだが、熊本の帰陣も速く思うように優位性を作れる場面は少ない。
熊本の攻撃時は、WGが大外レーン、CFとアンカーが中央にいて、ハーフスペースにはWBが絞ってくることが多いが状況により左右のCBが上がってくることもありここは流動的。
WGが徳島のSBを釣り出しCFが流れて受けるシーンが多くあった
前半は徳島が1点リードで折り返し
後半
HTに杉森がアクシデントで一美と交代
一美がインテリオールに入り児玉が右に戻った
アウェイ連戦でHTまでに2人が負傷交代、さらに久々に先発となった藤尾、川上エド、石尾などという要素が重なり、徐々に運動量で相手に押され始める
エウシーニョのクロスなどから何本かチャンスはあったが熊本の好守に得点を奪いきれない
後半に失点を許し1-1のドローで終了
雑感
渡井が今年2回目の負傷交代となり、その交代で入った杉森もHTで交代になるなど難しい試合となった。
安部が交代した理由はわからないが、安部が交代してから中央へのパスが減り、相手に捕まりやすくなって押し込まれ出した。
石尾も悪くはなかったが、運ぶという点では内田や安部と比べまだ足りない印象。
相手のトップ下にマークされていたとはいえ櫻井もボールへの関わり方が薄かった
熊本の守り方的に最終ラインに落ちても着いてくるので意味なく、対熊本には白井アンカーで、比較的ボールを持ちやすいインテリオールに玄理吾を置く方が有効だったのではないかと感じた
次節に向けて
次の試合は中3日で横浜FCをホームに迎える。
首位相手に良くなってきた流れを止めない勝利をあげたい。
前回の横浜FC戦↓