前節はドローに終わったものの3戦負けなしとなった徳島ヴォルティス
今節は首位横浜FCをホームに迎える
前節↓
前回の横浜FC戦↓
結果
29' 岩武克弥
72' 杉森考起
前半
招集メンバーは前節から3人変更で、石尾,川上エド,渡井,松澤が外れて、スアレス,田向,カカ,西野が入った
スタメンは前節から7人変更で、長谷川徹,石尾,川上エド,安部,渡井,新井,櫻井が外れ、スアレス,カカ,内田,田向,エウシーニョ,玄,一美が入った。
配置は一美が左IHで児玉が右WG
横浜FCは攻撃時WBが高い位置を取り前線5枚、後ろは3CB+2ボランチの時もあるが、右CBの中村が高めに位置取りボランチの和田が左のWGとCBの間に立ち415のような形になることが多かった
守備時は左WGの亀川が下がり442が基本形
徳島は児玉が中央に絞りエウシーニョが高い位置を取る形が最も数的優位を作り出せていた
長いボールの質と球際の回収力の違いで主導権を渡した印象だが、危ないシーンはほとんどなかった
FKから失点を許し1点ビハインドで折り返し
後半
HTに田向とエウシーニョを下げて新井と安部を投入
一美と玄、浜下と児玉の左右位置をそれぞれ入れ替えて後半開始
後半飲水タイムまでは前半に近い内容で進む
65分に一美を下げて杉森を投入
杉森はそのまま一美のいた位置に入る
杉森の投入によりプレッシングのスピードが生まれ、相手の運動量が落ちてきたのも加わり次第に主導権を握り始める
その杉森が72分に同点弾
78分に玄理吾を下げて櫻井を投入
89分に児玉を下げて西野を投入
西野がIHで杉森が右WGとなる
クロスから藤尾の決定機2回や安部のシュートなど終盤攻め込むも勝ち越しは出来ずドローで試合終了
雑感
後半途中までは選手の質で上回れ主導権を奪われていたが目立ったチャンスは作られず、守備は全く問題がなかった。
前半は徳島にミスが目立ったが主導権を握り始めてからは疲労もあって相手にもミスが増え、セカンドボールを拾える回数が増えた。
後半良くなった点は、内田が中央にパスを差し込めるようになったことでプレスをひっくり返せる場面ができたことや、裏のスペースでFWが受ける回数が増えたことなど、リスクの高いパスを狙えるようになった点は大きい。
児玉は今日のアシストが6アシストとなった。
渡井のように運んでキープといったプレーが少ない分押し込まれると良さは出づらいが、ラストの場面では間違いなく最も仕事をしている選手である。
右WGでプレーエリアが高くなり良さが出しやすくなっている印象だった。
次節に向けて
次節は来週の土曜日に東京ヴェルディとアウェイで対戦する。
着実に調子の上がっている良い流れを途切れさせない勝利が欲しい。
前回の東京V戦↓