J2 第32節 ジェフユナイテッド千葉戦 雑感
前節なんとかドローに持ち込むも6試合連続ドローとなった徳島ヴォルティス。
この1週間でコロナ感染者が増加し、難しい状況ではあるもののどうにか抜け出したいところ。
今節はアウェイでジェフユナイテッド千葉と対戦する。
前節↓
前回の千葉戦↓
結果
ジェフユナイテッド千葉 0-0 徳島ヴォルティス
前半
招集メンバーは前節から4人変更で、新井,玄,藤尾,バケンガが外れ、石尾,一美,田向,坪井がメンバー入りとなった。
スタメンは前節から4人変更で、石井,新井,玄,藤尾が外れ、藤尾,エウシーニョ,櫻井,一美が選ばれた。
徳島は3142で一美と杉森の2トップ、白井と児玉がインテリオールで櫻井がアンカー、3バックは石尾が中央。
徳島が保持する展開で、千葉が541でブロックを敷くため噛み合わせ的にWBが捕まる
千葉のCFがアンカーを消す役割のため最終ラインで持つことに苦労はなかったものの縦に差し込むのには苦労した。
守備ではWBが下がり532で守る形
徳島が持つ時間が長かったため押し込まれることはほとんどなかった。
千葉の攻撃はクロスボールが多く、危ない場面はポストに直撃したミドルシュートくらいで、組織的に問題を起こされたシーンはほとんど見られなかった。
前半はスコアレスで折り返し。
後半
HTでの交代はなし
展開としては前半と変わりなく、徳島が持つも中央にはなかなか入っていけない。
68分に杉森を下げて西谷を投入
西谷はそのままFWの位置でプレー
84分に櫻井とエウシーニョを下げて長谷川雄志と田向を投入
浜下が右に移り田向が左WB
長谷川はインテリオールで白井がアンカーへ
ATに一美を下げて坪井を投入
終始膠着した試合展開で突破口を見いだせないままスコアレスで試合終了
これで8試合連続、今季20試合目のドローとなった。
雑感
バスを停める千葉に対し、そのブロックこじ開ける力はなく、それがこのドローの数に表れているという感じである。
こういった相手には個の能力は重要になってくるが、前線で可能性のあるプレーを見せてくれていたのは一美のみだった。
その一美のところまでボールが行く回数も少なく、途中から一美も落ちてきたり流れたりして受けに来る回数も増えた。
一美は受ければ必ずといっていいほど良いプレーをしていたが、その影響でゴール前にストライカーがいなくなるのでチームとしては良いとはいえない形だった。
試合を見ていて一美がもう一人いてくれればと思うシーンは何度もあった。
もう一人良かった選手を挙げるとしたら浜下だろう。
WGとしては火力不足感が否めなかった浜下だが、WBとしては特に守備面での貢献度は高く、何度も助けられたシーンがあった。
浜下がこれだけ守備で貢献しているぶん、FWやインテリオールにもっと攻撃面で仕事をしてほしかったところ。
久々のスタメンとなった石尾だが、守備面では安定感があり、相手のチアゴ デ レオンソに対しても負けるシーンはほとんどなかった。
ただビルドアップという点では内田や安部に比べると物足りなさがあり、チームスタイルを考えてもスタメンを奪うにはまだ足りないなという印象だった。
次節に向けて
次節は延期となっていた第27節東京ヴェルディ戦が水曜日にアウェイで行われる。
コロナに過密日程と厳しい連戦だがなんとか乗り越えて勝ち星を取りたい。
前回の東京V戦↓