1勝5分と負けなしながら勝ちきれない試合の続く徳島ヴォルティス
過密日程の疲労も厳しい中、今節はアウェイでレノファ山口と対戦する
前節↓
結果
前半
スタメンは、リーグ戦前節から比べるとサンデー、石尾、松澤がベンチとなり、浜下、藤田、スアレスがスタメンとなった。
ベンチには玄理吾がリーグ戦初メンバー入りとなった。
山口のベンチには元徳島の島屋八徳が名を連ねる。
いつもは渡井が左IH、児玉右IHだが、この日は逆の配置でスタート
両チームともプレスのかけ方は同じような感じで、CFがアンカーを消しながら両WGが外を消しながら追っていく。
徳島のプレスに対し山口はWGが出た裏(WGとSBの間)のスペースか、SBの裏という動かし方で前進を狙う
立ち上がりは引っかかる場面も多かったが、徐々に上手くいき、ゲームの支配で前半は山口が主導権を握っていたと言える。
徳島は山口のプレスを揺さぶりながらCBがタイミングを見て持ち上がる狙い
CBが持ち上がるまでは上手くいっていたが、山口のIHが徳島のIH2枚を徹底的に消してきたので中央からの攻めが出来ず、バケンガもつくりでの貢献度は低かったため、サイドからの攻撃に終始しチャンスの数は多くなかった。
前半はスコアレスで終了
後半
HTの交代はなし
前半とやり方は変えず、試合展開も前半と似たような形に
交代はまず64分に、浜下と児玉を下げてサンデーと長谷川を投入
これにより白井はアンカーに
75分に藤田とバケンガを下げて川上エドと坪井を投入
バケンガはアンカーを消してはいたがあまりプレスには行かなかったのに対し、坪井はアンカーを消しながら相手にプレスへ行く守備をしていた。
IHが消される試合展開のなかでCFのオフザボールの仕事量は重要になってくる
個人的にはもう少し早い時間から坪井CFで見たかった
山口は徹底してWGち中央におびき寄せてサイドで数的優位を作る形を狙ってきて、徳島は何度かピンチを迎える場面があったが、そこに対する修整ができなかったのは残念。
CFとIH1枚でプレスに行き、WGがSBを消す形のほうがハマったのではないかと感じる
雑感
この試合の狙いとして、得点を奪うために保持を多少捨ててゴールに向かうボールを増やすというのはあったのだろうと感じた。
ただその縦へのパスがこの日はことごとく決まらず、結果的に相手に保持されるだけとなってしまった。
技術の高さはもちろんだがプレーの判断が非常に良い
守備も攻撃でも逃げるか逃げないかの判断が適切
徳島は今までどちらかというと安定感が売りのGKは少なかったが、ホセにはかなり期待が持てるのではないだろうか。
疲労もあるだろうが全体的にプレーの質が低い残念な試合となってしまったと言えるだろう
あと最近試合日雨多くない?
次節に向けて
次節は中3日でV・ファーレン長崎をホームに迎える