かものはいろ報告日記

主にクローン病と写真と徳島ヴォルティスについて書きます

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ルヴァンカップGS第3節 名古屋グランパス戦 雑感

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過密日程のなか勝利こそなかなか掴み切れないものの徐々に上向きつつある徳島ヴォルティス

ルヴァンカップ今節はアウェイで名古屋グランパスと対戦する。

 

前試合↓

 

ルヴァン前節↓

 

 

結果

名古屋グランパス 2-0 徳島ヴォルティス

72' 酒井宣福
75' 柿谷曜一朗

 

 

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前半

スタメンには3日前のリーグ戦でスタメン出場していた西谷、新井、石尾、児玉
ベンチにも渡井、白井、カカなど思ったほどターンオーバーしなかった印象。

他には加入後初出場となるスアレスや徳島復帰後初めて本職のCFで出場となる坪井、若手では西野や玄理吾などが名を連ねた。

 

この日は全国的な春の嵐もあり強風かつ雨という悪コンディション
徳島が中2日(アウェイ)に対し代表ウィークで試合間隔の空いた名古屋はフルメンバーといえる面子を揃えて、格下である徳島に何一つ有利な条件のない試合となっている。
これがJ2ルヴァンが罰ゲームと言われる所以である。

 

立ち上がりから徳島が保持する展開。

相手が秋田だろうが岡山だろうが名古屋だろうが変わらない試合運びが出来ただけで前半は合格点だろう。

名古屋相手にこれができたのはCFに入った坪井の存在が大きい。

プレスはもちろんネガトラやプレスバックでの守備、味方が前を向いた時の動き出しなどオフザボールを全くサボらず走り続けた。

あとは両SBの川上エドと新井。

この2人のところでしっかり相手のマテウス相馬両WGを封じることができた。

新井は球際でマテウスに全く負けなかったし、川上エドインターセプトを何度も決めていた。

 

最も惜しかったシーンは、川上エドの裏へのボールに坪井が抜け出したシーン。

後ろからの難しいボールをミート仕切れず決められなかったが、川上エドのいい狙いのパスと、坪井がサボらず裏抜けを狙い続けたからこそ生まれたシーンだった。

 

玄理吾は名古屋のプレッシャーとフィジカルのなかよくやっていた。

気になった点は、CBが前向きにボールを持った際ポヤトスが「リオGO!」と叫んでいたところ。

おそらくポヤトスはIHに相手CBとSBの間へ裏に走って欲しかったのだろうと思う。

これにより西谷をフリーにすることが出来る。

途中から西谷がこの動きをして新井がフリーになるシーンが多くなったが、西谷は玄の分まで仕事をしていたことになる。

このあたりの戦術理解度はまだまだこれからというところだろう。

 

徳島が押し込む時間が長く、即時奪還で名古屋にカウンターでチャンスを作ることも許さず前半名古屋のシュートは1本のみに封じた。

前半は得点こそ奪えなかったが、徳島がやりたい試合ができたと言える。

 

 

後半

HTで徳島は西谷、新井、内田を下げてカカ、杉森、藤田を投入。

リーグ疲労を考慮して試合前から決めていた交代だろう。

 

後半は一転して名古屋が押し込む展開に

要因としては徳島がプレスの圧力を保てなくなったことが大きい。

前半からかなり走っていた坪井や児玉が落ちてきて相手CBに余裕が増えた。

次に西谷と新井が下がり、左サイドで出来ていたボールの受け方が出来なくなったこと。

交代で入った杉森は存在感を見せられず、前半西谷が見せていたような時間を作るプレーが出来なかった。

内田からカカに変わりボールの動き方が変わったのもビルドアップがうまく行かなくなった要因のひとつだろう。

 

白井と渡井を投入するもチーム全体として足が重くなり効果的なボールの動かし方が出来なくなり、ビルドアップでつまづき立て続けに2失点。

 

2失点目は白井がプレスに引っ掛かり低い位置で奪われてからだったが、白井は今季何度かあのような奪われ方があるので気になるところ。

 

結局後半はほとんど相手ゴール前まで進めず試合終了。

 

 

 

雑感

個人的には日程や天候などの条件を考えると、もっと点差がついて負けるかなと考えてたけど、90分間大崩れせず良い試合が出来たのではと感じる。

似たような条件の大分が6失点しているのを見ると大健闘といえる。

 

さて、新加入のホセ・アウレリオ・スアレスだが、雨の中でもショートパスの質は高く、ビルドアップでミスらしいミスはなかった。

何本かいいセーブもあり、リーグ戦に期待の持てるパフォーマンスを見せてくれた。

 

今季初めてCFとして出場した坪井清志郎はかなり良いパフォーマンスだった。

前半のチャンスはものに出来なかったが、少なくともオフザボールとポストワークの質は藤尾やバケンガと比べても高いものがあると感じた。

タイミングよく降りてきてボールを受けたり、厳しいボールでも競りに行って相手に圧をかけるなど、坪井のプレーで徳島ボールになるシーンが何度もあった。

 

不安要素は、西谷の代役が不在であること。

西谷のところで作れていた攻守両面での違いが、西谷がいなくなった瞬間に露呈してしまう。

特に西谷がいなくなってラインブレイクの回数が減ってしまうのは問題。

この試合で出場した杉森も全く印象を残せず、変えが効かない状況となっている。

 

敗戦とはなったが、収穫も多くある試合になったのではないだろうか。

 

 

次節に向けて

次の試合は中3日でリーグ戦、アウェイでレノファ山口と対戦する。

ルヴァンカップ次節は4/13清水エスパルスと対戦する。