かものはいろ報告日記

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J1 第13節 北海道コンサドーレ札幌戦 雑感

 

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リーグ3連敗中の徳島ヴォルティス。ドローに終わった大分とのルヴァンカップから中3日、ホームで北海道コンサドーレ札幌を迎えた一戦を振り返る。

 

J1第13節北海道コンサドーレ札幌

結果

徳島ヴォルティス 1-2 コンサドーレ札幌

46' 宮代大聖
56' アンデルソン・ロペス
78' アンデルソン・ロペス


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ドゥシャン&カカという初のCBコンビに加えLSBジエゴ、RSB岸本、RSH宮代、CF垣田と、セットプレーからの失点が続くなかで競り合いの強いメンバーを並べてきた印象のスタメンとなった。

前半

この日の徳島がいつもと違ったのは、ハイリスクな最終ラインでのボール回しを行わなかったこと。
もちろん基本的には保持して相手を揺さぶるのだが、低い位置まで相手が圧力をかけてきた際にはシンプルに岸本か西谷めがけて蹴るということを徹底していた。
人を捕まえてくる札幌に対しショートカウンターを受けたくないためにボランチからのビルドアップというのをやらなかったのではないかと予想。
ロングボールを跳ね返されたとしてもドゥシャンとカカの競り合いに強いCBが競り勝ち回収してマイボールにするという形が終始成功していた。
特にリーグ戦初スタメンとなったカカの強さは際立っていた。空中戦に競り勝ち、裏へのボールには抜群の 速さで対応。足元の技術も高くロングフィードも正確。

札幌はAロペスと小柏の2枚でプレスをかけ、左の駒井がアンカーを消す形で守備をセットするも、恐らく想定していたやり方を徳島がしてこなかったのではないだろうか。

徳島の先制点はバトッキオのCKを垣田がファーで折り返し宮代が決めた形。
その前のCKでも同じような狙いをしていたので用意していたものだろう。

 

後半

札幌はジェイを投入し高さを加えてくるも配置ごとのやり方は大きく変更はしなかった。

最初の失点シーンは直前の垣田に対するプレーが物議されるところだろう。
恐らく垣田がボールではなく相手DFに向かって衝突したためにノーファールという判定になったのではないかと思うが、リプレイで見るとそうでもないように見えたので、まあ不運としか言えない。
そのプレーの後はドゥシャンが潰しきれなかったところが一つ、岩尾が安易に滑ったのが一つと、ファールの有無は抜きにしても防げない失点ではなかったように思う。

 

雑感

この試合チームとしては、まずセットプレーとビルドアップのミスというここまでの試合で多く見られた失点をなくすことを第一に考えて試合に入ったのではないかという印象。
そしてそれ自体は成功していた。(2失点目はビルドアップのミスではない)
特に前半は支配率でもシュート数でも相手を上回っていた。
問題は押し込んだ後にどうゴールまで持ち込むのかという点だろう。
西谷や杉森がサイドで1vs1になる場面が何度かあったが、個人で1人2人剥がして突破するほどの力はなく、岩尾が何度かミドルシュートを放つ場面があったが枠に飛ばず。
フィニッシュのための個の能力という点では明らかに上位チームとの差は感じるが、それは元々分かっていたことである。
ポヤトス監督からはよくワンタッチプレーやダイレクトプレーというワードが出てくるが、監督の描いている理想図は未だ図り切れない。

 

ポジティブな点としては、新外国人の2人のパフォーマンスだろう。
カカは前述したように攻守全てにおいて能力が高く、今後守備の要となることは間違いない。
バトッキオもコンディションが上がってきて、この試合でも前線からハードにプレスに行けていた。
CKから得点も演出し、パスのスピードや質も高い。

 

これでリーグ戦4連敗となった。
下位クラブは躓いているところが多いのが幸いして危機的状況にはなっていないが、早く浮上のきっかけを掴まないといよいよ間に合わなくなってしまう。

 

次節へ向けて

次節は1週間後、アウェイでサンフレッチェ広島と対戦する。
未だ公式戦で勝利したことがない相手だけに初勝利を掴みたいところ。

11連戦が終わり次の試合まで1週間時間がある。
ターンオーバーできる選手と違い監督やスタッフは働き続けだったので、特に連戦真っただ中で合流したポヤトスとマルセルにはひと息ついてまた次戦へ向け歩き出してほしい。